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穴澤雄介指人形販売ページ
穴澤雄介指人形をぜひ！！（文：穴澤雄介）
私穴澤が自作曲「追い風は南から」を演奏する際に、左手人差し指につけてい る「穴澤指人形」…。
穴澤本人よりも人気者でして、「写真撮ってもいいですか ？」というリクエストの数は、私よりも数段上でございます。とほほ…。
このかわいくて生意気な指人形、「欲しいです」とおっしゃるお客様がとても 多かったため
このほどファンクラブの会員様限定で販売することとなりました 。
もちろん私が使用しているものと同じ、千葉県の「育色工房」さんの制作。
ただし、全てが手作りですので、着ている衣装等、一つ一つ表情が少しずつ異なり ます。
でも、基本的にどんどんバージョンアップされていますので、私が使用し ているものよりも、むしろいい仕上がりになっていると思いますよ！！
価格につきまして、「高い」とお感じになられる方もおいででしょうが、とて も丁寧に緻密に、たくさんの時間をかけて
「育色工房」さんが全て手作りで仕 上げてくださっています。
夏バージョンなどは、帽子だけ別の作家さんに依頼し て作っているという、こだわりの指人形です。
正直申し上げまして、その手間暇 を知っている私としましては、これでも「安すぎるのでは？」と、心配になって しまうほどです。
なお、「育色工房」さんのご理解も頂戴し、この指人形の売り上げの一部（一 つ当たり１０００円）は
一般会員会費無料で運営しているこのファンクラブの 経費として使わせていただくこととなりました。
ファンクラブ支援という意味で も、ご購入くださいましたら大変嬉しく存じます。
ご購入のお客様への特典といたしましては、私穴澤のライブに指人形をご持参 の上、演奏開始前にリクエストくだされば
その指人形を使って「追い風は南か ら」を演奏してご覧に入れます。
ぜひぜひ名物、「穴澤雄介指人形」を手に入れ て、ライブに連れて来てくださいね。
よろしくお願いいたしま～す♪
（価格）
各５０００円（別途送料５００円を頂戴しております）
合計価格＝５５００円
＊ご購入されたお客様のご協力のもと
2016年4月1日エイプリルフールに配信した会員限定動画を掲載します。
穴澤雄介指人形製作者
育色工房 中山 育美
http://ikuiro.moo.jp/
穴澤雄介指人形商品案内
穴澤雄介指人形（ノーマル）
色：帽子は茶系の色になります。
価格：5,500円（送料・税込）
穴澤雄介指人形（麦わら帽子）
色：麦わら （夏バージョン）
価格：5,500円（送料・税込）
お申込み方法
メールの件名に「指人形購入希望」と明記の上
ノーマルor夏バージョンどちらか、数量、お名前、郵便番号、ご住所、お電話番号、メールアドレスを記載お願いします。
下記アドレスまでメールにてお申し込みくださ い。後ほどお支払方法などを返信いたします。
■穴澤雄介オフィシャル・ファンクラブ事務局
anazawafc@gmail.com
穴澤雄介指人形とは？（文：穴澤雄介）
「穴澤雄介指人形」をご覧になったことはありますか？
私のライブの常連の お客様には、もうすっかりお馴染みの指人形でありましょう。
あれは、２００９年の１１月１５日のこと…。
私はその日、ヴァイオリニスト として、とてもショックな事故に遭遇してしまいました。
なんと左手の人差し指 を骨折してしまったのです。 ヴァイオリンは、左手の親指以外の４本の指で弦を押さえます。
ヴァイオリン の楽譜における人差し指の番号は「１」…。
他の３本の指を押さえる上でも、人 差し指は「１の指」として、その基準となる重要な指なのです。
そんな大切な指 を、私は折ってしまったのです。
手術を受け、固定され、包帯でぐるぐる巻きになった人差し指では、当然弦を 押さえることなどできません。
私は生まれて初めて、体調を理由に演奏をキャン セルしました。
ちょうど、秋からクリスマスにかけてのコンサートシーズンでし たので、たくさんの予定をお断りすることとなってしまいました。
不本意にも時間の余裕にだけ恵まれた中、私は自宅で恐る恐る３本の指でヴァ イオリンの練習をしてみました。
結果は…、面白いくらいに弾けませんでした。 「一体この先どうなってしまうのだろう」と、ずいぶん落ち込みました。
しかし、それでも毎日の練習は欠かさずに続けました。
すると…。何日目から だったでしょう、少しずつ考えが変わってきたのです。
「これはもしかしたら、 ３本の指でもヴァイオリンが弾けるようになるかもしれない」と思い始めたので す。
そして、どうにかコンサートが１本成立するくらいのレパートリーを、３本 の指で作り、１２月３日から演奏活動を再開しました。
ところがその際、ネックになったのが、使えない左手人差し指の「見た目」で した。
包帯のままでは痛々しい雰囲気になってしまいますし、お客様にも心配を かけてしまいます。
そこで、まさに苦肉の策、「いっそのこと人差し指は人形に してしまおう！」と考えたのです。
そのことを以前から交流のございました「育色工房」さんに相談しましたところ、快く指人形制作にご協力くださるとのこと …。
クリスマスシーズンでしたので、サンタクロースの指人形を作ってもらいま した。
けれども、クリスマスを過ぎても人差し指の包帯は取れませんでした。さすが にサンタさんを使い続けるわけにも行かず…。
そこで再び「育色工房」さんに相 談、新たに作ってもらった指人形が、この「穴澤指人形」だったのです！！
結局およそ２カ月間、私は３本の指で演奏していました。
終盤ではレパートリ ーの数もすっかり増え、「リベルタンゴ」などの激しい楽曲も、３本の指で弾け るようになりました。
そして「穴澤指人形」は、お客様から「かわいい！」と大 好評。
私は、この機会に学んだ ことを忘れないためにも、３本の指で弾くための曲を書こうと決め
２０１０年 にリリースしたＣＤのアルバムタイトル曲にもなっている「追い風は南から」を 作曲しました。
現在でも、この「追い風は南から」を演奏する際には、「穴澤指人形」をつけ て弾いています。
あまりにも指人形の評判がいいので、その後バージョンをいく つか増やしてもらったりもして…。
穴澤本人よりも穴澤指人形のほうが人気者な んです。ミニチュアのくせに生意気な…。自分の指人形にジェラシーを感じてい る私であります。いやはや…。